小論文

はじめに

実力アップ、実感できていない どう書けば良かったのかイメージできない 自分の答案と何が違うのか分からない

こんな風に思っていませんか?
多くの受験生が、この状態のまま、同じ対策を繰り返してしまいます。

どうすれば、小論文が効率よく実力アップするのでしょうか。
どうすれば、実力アップを実感することができるのでしょうか。

実力アップのためにやるべきこと

答案を書いて、小論文の技術をまとめて習得しようとすると、非効率で、実力アップも実感できません。
大切なことは、必要な技術を分けてトレーニングすることです。

課題文理解+段落要約(通常約2~4回) 全体要約+答案構成(通常約2~4回) 答案作成+答案改善(自信がつくまで)

このように、基本的なトレーニングからスタートすれば、実力アップをすぐに実感できますし、良い答案を書くために必要なことを、効率よく習得できます。

こんな方にお勧め

  • これから小論文対策を始める方
  • 今の小論文対策に不安がある方
  • どうしても合格したい学校がある方

ぜひ、このページのコンテンツをご覧ください。
どんなトレーニングで、どのように実力が伸びるのか、具体的にご紹介しています。

小論文の基本的なトレーニングを行う高校生のイメージ

基礎編
課題文理解+段落要約

課題文理解

1.ビフォー 課題文を読んではいるが、いまいち頭に入ってこない 大切そうなところに、とりあえず線を引いている 内容について質問されても、課題文を見ないと説明できない 現代文・英文読解の点数が不安定 2.アフター 課題文を読みながら、情報を頭の中で整理できる 適切に線を引いているので、後から必要な情報がすぐに探せる 内容について質問されても、課題文を見ずに説明できる 現代文・英文読解の点数も安定

1.どう取り組むのか
  • 線を引きながら課題文を読む
  • 読み終えたら、何が書かれていたのかを、課題文を見ないで説明する
  • 内容について質問するので、課題文を見ずに答える
2.この取り組みのポイント

まずは、「なんとなく読む癖」を改善することが大切です。

自分の言葉で説明しようとした時に、理解があいまいになっていることに気づく。
そんな経験が、日常生活でもありませんか?

それを集中的に繰り返すことで、読み方が変わっていきます
早く、正確に読むことを、当たり前にしていきましょう。

その結果、現代文・英文読解の点数も安定していきます。

段落要約

1.ビフォー、大切そうなところに線を引く、線を引いたところをつぎはぎして要約を作る、30字で書けと言われてもそれが意外に難しい、要約はなんとなく苦手。2.アフター、要約すべき部分に線を引く、内容を理解しているので、段落を見なくても要約できる、30字ぐらいなら要点を絞ってすぐ書ける、要約なんて簡単

1.どう取り組むのか
  • 先に、課題文理解を終わらせておく
  • 一部の段落に絞って、30字程度で要約する
  • 過不足の無い、完璧な要約になるまで直す
2.この取り組みのポイント

既に課題文理解を終えているので、内容はしっかり理解しているはずです。

1課題文には、特に重要な段落が3~4つあります。
その段落を、30字以内を目指して、要約します。

ここでやることは、「30字程度で過不足の無い文章を書く訓練」です。
ドリルのように繰り返しましょう

なお、字数が長い用語が出てきたら、30字にこだわる必要はありません。
大切なことは、30字でまとめることではなく、過不足の無い要約を完成することです。

要約や答案構成に取り組む受験生のイメージ

応用編
全体要約+答案構成

全体要約

1.ビフォー、書き始めるのに時間がかかる、100字書くのは面倒くさい、線を引いたところをつぎはぎして要約を作る。2.アフター、書き始めるのに時間がかからない、100字ぐらいならいつでもすぐ書ける、著者の主張・根拠から組み立てて要約できる。

1.どう取り組むのか
  • 線を引きながら課題文を読む
  • 読み終えたら、100字ぐらいで全体を要約する
  • 過不足の無い、完璧な要約になるまで直す
2.この取り組みのポイント

段落要約がスムーズにできるようになったら、全体要約に取り組みます。

  • 著者は、〇〇について、〇〇であると言っている。
  • その根拠は、〇〇である。
  • ただし、〇〇については、〇〇といった配慮が必要であると言っている。

こんな風に、著者が何を伝えたい文章なのか、読んでいない人にも伝わるように、100字ぐらいでまとめます。

なお、100字にこだわる必要はありません。
段落要約と同じように、大切なことは、100字でまとめることではなく、過不足の無い要約を完成することです。

答案構成

1.ビフォー、主張→説得の順で考える、説得内容を考えたら、あとは書きながら調整する、最終段落の「まとめ」は、「主張」を上手に言い換える、毎回答案を書くので、1日1課題が限界。2.アフター、主張→まとめ→説得の順に考える、構成が終わっているので、あとは文章にするだけ、最終段落の「まとめ」は、「説得」を上手に広げる、答案構成をするだけなので、1日2~3課題取り組める

1.どう取り組むのか
  • 主張・説得・まとめ、各段落を30字程度でまとめます
  • 主張→まとめ→説得の順番で考えます
  • 反対側の考えなどもしっかり検討して、次の課題に進みます
2.この取り組みのポイント

答案構成がしっかりできていれば、答案を作っても、おかしい答案にはなりません。
そこで、各段落、30字程度で、良いストーリーになるように作ってみましょう。

なお、答案構成では、今までの訓練が活きてきます。

  • 段落要約|答案構成30字も苦にならない
  • 全体要約|全体の構成を適切に組み立てられる

このように、慣れたことをやるだけなので、1課題取り組むのに、そんなに時間はかからないはず。
「課題文が無い小論文課題」や「課題文が短い小論文課題」を使えば、1日に複数の課題に取り組んでも、そこまで疲れないと思います。

小論文を書く訓練よりも、遥かに早く効率よく、小論文対策が進みます。
答案構成型の対策、お勧めです。

3.なぜ主張→まとめ→説得の順番で考えるのか

「まとめは、第1段落を上手に言い換える」と教えられる場合があります。
ただこれは、答案の書き方が分からない人向けの、応急処置的なアドバイスです。

  • 同じ内容の繰り返し、蛇足になる
  • 理解力・文章力・構成力のアピールにならない

小論文の答案作成では、「説得」の前に「まとめ」を考えるようにしましょう。

  • まとめ:この課題をどう考え、今後自分がどう行動するかを書く
  • 説得:「まとめ」につながる材料を、上手に選んで調整する

こういう組み立て方をすることで、「主張→説得→まとめ」と、全体がしっかりつながった、完成度の高い答案に仕上がります。

試験に臨む受験生のイメージ

実践編
答案作成・答案改善

答案作成・答案改善

1.ビフォー、模範答案と自分の答案の違いが分からない、解説を聞いてみたが、自分の答案も書けてる気がする、指示されたとおりに答案を1~3回書き直す、その日の夜には課題の内容はもう覚えていない。2.アフター、自分の答案について、何が書けていなかったか理解した、理想の答案になるように、1文1文丁寧に直していく、人に話したくなるぐらい、課題の内容を理解した。

1.どう取り組むのか
  • まずは、答案構成を作成、しっかりした構成を完成させます
  • 完成した答案構成に基づいて、小論文答案を作成します
  • 改善が必要な文章を、1つ1つ丁寧に直していきます
2.この取り組みのポイント

答案構成が完成しているので、おかしい答案にはなりません。

直す箇所があるとすれば、文章の、ちょっとした説明の仕方や、おかしい表現などです。
これを、1つ1つ丁寧に直すことで、本番では、一発で良い文章が書くための訓練をします。

答案構成ができているので、各作業、そんなに時間はかかりません。
また、本番、自分の答案を修正・調整する訓練にもなります。

ここまでスムーズにできるようになれば、本番、不安なまま帰ってくることはないはずです。